ダルビッシュ、今季最長8回1失点7Kで6勝目　ピンチ切り抜け雄たけび＆古巣斬り

2018年から3年間所属したかつての本拠地に“初凱旋”

■パドレス 4ー1 カブス（日本時間14日・シカゴ）

　パドレスのダルビッシュ有投手が13日（日本時間14日）、敵地で行われたカブス戦に先発し、今季最長8回1失点7奪三振の好投。2018年から2020年まで所属したかつての本拠地リグレー・フィールド“初凱旋”で、今季6勝目を手にした。

　2回無死からヤン・ゴームズに左越えソロを浴びて先制を許したが、直後に味方が同点に追いつくと、その後は安定感抜群。球数も少なくテンポよくアウトを積み重ねた。6回1死から安打の走者を許すも、フランク・シュウィンデルを三ゴロ併殺に打ち取った。

　膠着状態が続いたが、8回に味方打線がようやく3点を勝ち越し。2014年以来、8年ぶりの完投も視野に入っていたが、その裏、2死一、三塁のピンチを招く。最後は107球目、イアン・ハップを空振り三振に仕留めて雄たけびをあげた。9回はロジャーズが締め、ダルビッシュは自身2連勝となった。

（Full-Count編集部）