【福岡発 チア名鑑】ダンス歴3年で狭き門突破 華麗な身のこなしの元新体操選手
2018年のハニーズ、MAKOTOさんは「毎日全力で」
球場を鮮やかに彩る華となるプロ野球12球団の「チアリーダー」たち。各球団がそれぞれの個性を持ち、1月には大阪市内でパ・リーグ6球団のチアリーダーが集結したイベント「パ・リーグ ダンスフェスティバル2017-2018」が開催。プロ野球においても、1つのエンターテインメントとして浸透してきている。
2018年、2年連続の日本一を目指すソフトバンクホークスにとっては、オフィシャルダンス&パフォーマンスチーム「ハニーズ」が、それにあたる。スタジアムで試合前や試合中にダンスパフォーマンスを行って場内の盛り上げに一役買っているだけでなく、場外イベントや地域イベント、各メディアへの出演を通してファンとの絆を結ぶ役割を担っている。
その「ハニーズ」の2018年度メンバーは、ヤフオクドームでの本拠地ゲームだけでなく、地方球場での開催でも各地のファンの盛り上げに奮闘している。2年連続日本一を狙うソフトバンクを盛り上げ、チームとファンを結ぶ19人のメンバーたちはどのような思いを胸にグラウンドに立つのか。狭き門を突破したメンバーの思いを紹介していく「福岡発 チア名鑑」の第6回だ。
○MAKOTO(1年目)
「ホークスが大好きで、人前で踊るのが大好きなので、そんな自分にハニーズはピッタリだと思い、オーディションを受けられる年齢になったら、絶対に受けると決めていました」。こう語り、実際に小学生の頃から夢だったハニーズのメンバーの座を射止めたMAKOTOさん。「本当に夢のように嬉しかったです。自分もあの憧れのハニーズの一員になれるんだと思ったら、最初は信じられませんでした」と合格の瞬間は興奮が収まらなかった。
3歳から中学校3年生までは新体操の選手だった彼女。中3の夏には、県の代表として全国大会に出場した経験もあるという。だが、新体操は中学校で引退。「もともとダンスに興味があったんです。新体操を高校も続けるつもりだったんですが、新体操は部活がある高校に行かないと続けられないんです。新体操部のある高校に行くか迷ったんですが、普通の公立高校に行って、やりたかったダンスをやることにしました」。ダンス歴3年で、狭き門を突破した。
新体操をやっていただけあり、抜群のプロポーションを誇るMAKOTOさん。憧れのハニーズの一員となって「今はやる気に満ち溢れています」と心を躍らせ、「明るく、元気に、楽しく、毎日全力で頑張っていきます」と意気込む。新体操仕込みの華麗な身のこなしで、ヤフオクDを鮮やかに彩る華となる。
MAKOTOさんからファンへのメッセージ
「ハニーズの新メンバーになりましたMAKOTOです! 皆さんと一緒に盛り上がってホークスを応援してきます。沢山の笑顔と元気を与えられるように、一生懸命頑張っていきますので、よろしくお願いします!」
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)