エンゼルスの試合で球審にアクシデント トラウトの折れたバットが顔面直撃、球場騒然
トラウトが中前安打を放った際にバットが折れる
■ドジャース 2ー0 エンゼルス(日本時間15日・ロサンゼルス)
14日(日本時間15日)に行われたドジャースとエンゼルスの一戦で、折れたバットがマスクの隙間をぬって球審の顔面に直撃するアクシデントが起こった。トムリンソン球審がグラウンドに倒れ込み、ドジャースタジアムは騒然となった。
2点を追うエンゼルスの9回の攻撃だった。1死からトラウトが放った打球は詰まりながらも、中前へと落ちる安打となった。この時、バットは根元から折れた。トラウトが振り抜くと、折れたバットの先が回転しながら、球審の顔面へ。折れた先端がマスクの間をぬって、顔面に直撃した。
グラウンドに倒れ込んだトムリンソン球審。顔面から出血し、ドジャースのチームトレーナーが応急処置をし、そのままダグアウトの裏へと下がった。次打者の大谷も心配そうに、その様子を見守っていた。