バット当たらぬ急落魔球が「落ち方エグい」 戦力外から再起「そら打てません」
ソフトバンクの藤井皓哉が古巣の広島相手にも好投、「千賀を彷彿させる」
ソフトバンクの藤井皓哉投手が、宝刀の“急落魔球”でセ・リーグ打者たちをねじ伏せた。交流戦では9回1/3を投げて16奪三振、1失点。バットがくるくる回る驚異の切れ味に、ファンからは「この落ち方エグい」「そら打てませんわ」と驚きの声が上がった。
広島を2020年限りで自由契約となった藤井は、昨年は四国アイランドリーグの高知でプレー。今季ソフトバンクと育成契約を結んでNPB復帰を果たし、開幕前に支配下登録されていた。そして、今季ここまで24試合に登板して、4勝0敗、5ホールド1セーブ、防御率0.69の成績を残している。
特筆すべきは26イニングで40奪三振という圧倒的な投球。交流戦では5月27日、古巣の広島戦でも登板して2回を無失点に封じた。「パーソル パ・リーグTV」の公式YouTubeがここまでの交流戦での活躍を動画で公開すると、「なぜ広島から放出されたんだろう」「千賀を彷彿させる」とのコメントが寄せられている。