日ハム栗山監督、衣笠氏訃報に沈痛な面持ち「感謝しかないです」
TBSの解説者時代に接点「一番大切なことを教えてくださった」
日本ハムの栗山英樹監督が24日、元広島の衣笠祥雄氏の訃報に沈痛な面持ちを浮かべた。本拠地でのオリックス戦前、いつも通りベンチに座って取材に応じた栗山監督は「TBS時代に接点があって、いろいろなことを教えていただいた。本当に自分に厳しい方は、周りには優しい。いつも俺に優しく接してくださって、本当の強さというものをすごく感じていた。感謝しかないです」と話した。
2215試合フルイニング出場の記録を持つ「鉄人」に尊敬の念を抱いていた。「プロ野球選手として一番大事なことは何かというと、ずっと試合に出る強さ。(監督就任時に)『強い選手をつくるんだ』って、最初に言ったと思うんだけど、そういうことを一番大切なことを教えてくださった方」と語り、鉄人のように強い選手を育てていく決意を新たにした。
(石川加奈子 / Kanako Ishikawa)