オリ山本、“準完全”でノーノー達成! 今季すでに4人目…79年ぶりの異常事態
史上86人目…開幕3か月足らずで4人達成の“投高打低”
■オリックス 2ー0 西武(18日・ベルーナドーム)
オリックスの山本由伸投手が18日、ベルーナドームでの西武戦で、プロ野球史上86人目(97度目)となる自身初のノーヒットノーランを達成した。わずか1四球で102球の快投劇。今季はロッテ・佐々木朗の完全試合も含め、早くも4人目。“投高打低”が顕著に表れている。
山本は150キロを超える速球と落差の大きいカーブ、鋭いフォークなどで序盤から西武打線を圧倒。5回2死から外崎に四球を与えただけの“準完全”で、今季7勝目を挙げた。最後は一ゴロで自らベースを踏むと、穏やかな表情を浮かべた。チームメートから水をかけられる手荒い祝福を受けた。球団では2012年の西勇輝(現阪神)以来10年ぶりとなった。
今季はここまで佐々木朗の完全試合を始め、ソフトバンク・東浜、DeNA・今永が無安打無得点を達成。同一シーズンで4人のノーヒットノーランが出たのは、1リーグ時代の1943年以来、実に79年ぶりで、2リーグ制以降では初めてとなった。
(Full-Count編集部)