「なんちゅう弾道」 投手振り返りもしない“完璧弾”は「バケモンですわ」
3回2死、九里のツーシームを捉えてセ・リーグ20号1番乗り
■ヤクルト 8ー3 広島(19日・神宮)
ヤクルトの村上宗隆内野手が19日、神宮球場で行われた広島戦でセ・リーグ一番乗りで20号に到達した。打たれた九里が打球の行方を追わずに立ち尽くしたほど完璧な当たりは逆方向へ。ファンも「なんちゅう弾道しとんねん」「この当たりで左中間中段(笑)バケモンですわ」と驚きを隠せない。
同点の3回だった。村上は第2打席、高めのツーシームを捉えた。打った瞬間、本塁打と分かるあたりに、九里はしばらくその場で静止し、打球の行方を振り返ることはなかった。
5回には2打席連続アーチとなる21号を放つなど、2年連続本塁打王に向けて快音は止まらない。「DAZN」公式ツイッターが「村神様が今日も神宮球場に降臨」として映像を公開すると「振りの鋭さすごい」「威風堂々たる一撃」「なんなのこの人…」といったファンのコメントが寄せられた。