4年後の同級生は「あまりに変貌」 圧倒した“大阪桐蔭対決”は「目を合わせない」
日本ハム柿木蓮vs.ロッテ藤原恭大の対決「ここまで化けるとは」
■ロッテ 4ー2 日本ハム(19日・札幌ドーム)
ファン待望の“同級生対決”が19日、札幌ドームで実現した。大阪桐蔭高時代に甲子園で春夏連覇を達成した日本ハム・柿木蓮投手が、元チームメートのロッテ・藤原恭大外野手と対戦。プロ入り4年目で見せた成長ぶりに、ファンからは「あまりに変貌した柿木を見て感動を覚える」「お互い対戦し終わっても目を合わせないのが素晴らしいと思う」との声が上がった。
柿木は2点ビハインドの9回に4番手として登板。1死を奪い、藤原を左打席に迎えた。18.44メートルの距離で対峙した初球。外角高めの147キロを藤原が打ち損じ、遊邪飛に。わずか1球での決着となったが、栄光を共に味わった両者による胸躍る場面だった。
柿木は抜群の3者凡退。最後はマーティンに対して5球ストレートを投じ、バットに当てさせなかった。4年目の急成長ぶりを「パーソル パ・リーグTV」の公式YouTubeも大注目。ファンは「柿木がここまで化けるとは思ってなかった」「ニヤッとしないのが互いに、1人の投手、バッターとしてのリスペクトが見える」「大阪桐蔭同期対決がまさか一球で終わるとは思わなかった」と見入っていた。