154キロが“うねって沈む” 打者お手上げの高速魔球は「残忍」「気持ち悪い」
メッツのオッタビーノは154キロの高速シンカーで空振り三振を奪った
■メッツ 6ー0 マーリンズ(日本時間21日・ニューヨーク)
メッツのアダム・オッタビーノ投手が投じる“魔球”が注目を集めている。右腕からうねるようにシュート回転で沈むシンカーを投球分析家は「残忍」と表現。ファンも驚きのコメントを寄せている。
オッタビーノは20日(日本時間21日)に本拠地で行われたマーリンズ戦に2番手で登板。1回2/3を無安打2奪三振無失点と好投した。注目されたのは7回2死でジョン・バーディを迎えた場面。95.4マイル(約154キロ)に低めにうねるシンカーで空振り三振を奪った。36歳右腕はシンカーの他にスライダーの使い手として知られ、スライダーが全投球の44.6%、シンカーが23.3%を占める。
「ピッチングニンジャ」の愛称で知られる投球分析家ロブ・フリードマン氏が自身のツイッターに「アダム・オッタービーノの残忍な95マイル(約153キロ)のシンカー」と添えて動画を投稿すると、その軌道にファンは「気持ち悪い」とコメントを寄せた。36歳右腕は今月8試合に登板して防御率0.00。2種類の“魔球”を駆使して好調を持続している。