大谷翔平の驚速179キロ弾に元燕の敵軍解説者も脱帽 「入ったと確信したでしょう」

ロイヤルズ戦で14号3ランを放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
ロイヤルズ戦で14号3ランを放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

元燕のハドラー氏は大谷の打撃フォームに言及「足を上げずに残しています」

■ロイヤルズ 12ー11 エンゼルス(日本時間22日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手が21日(日本時間22日)、本拠地で行われたロイヤルズ戦に「3番・指名打者」で出場。6回の第3打席でバックスクリーン右に8試合34打席ぶりの14号3ランを放った。5点リードの試合が2点差に詰まった豪快弾に“敵軍メディア”は「入ったと確信したでしょう」と伝えた。

 エンゼルスが5点を追う展開で迎えた6回無死一、二塁の第3打席。大谷は相手右腕・ヒースリーが投じた92.3マイル(約149キロ)を捉えて、バックスクリーン右に運んだ。打球速度111.5マイル(約179.4キロ)、飛距離423フィート(約128.9メートル)、打球角度25度の“打った瞬間弾”。ロイヤルズの試合を伝える放送局「バリー・スポーツ・カンザス」の実況&解説は努めて冷静な声で豪快弾を伝えた。

 実況のライアン・ラフィーバー氏が「センターへ深い当たり。一気に2点差になりました」と水を向けると、1993年にヤクルトでプレーした解説のレックス・ハドラー氏は「真ん中に入りました」と説明。さらに打撃フォームに言及した。

「どのようにテイクバックしているか手を見てください。ストライドがほとんどありません。彼はフラミンゴキック(足を上げる動作)をアメリカに来てやめました。足を上げずに残しています。彼は入ったと確信したでしょう」と解説。ラフィーバー氏は「ドラマチックに状況が変化しました。新たなゲームが始りました」と、大谷の一発が試合の流れを大きく変えたことにも触れていた。

(Full-Count編集部)

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