大谷翔平、2発&自己最多8打点でも勝てず 敗戦に悔しさ「んー…まあ難しいですね」
球宴ファン投票2位には「励みにして頑張りたい」と感謝
■ロイヤルズ 12ー11 エンゼルス(日本時間22日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手が21日(日本時間22日)、本拠地で行われたロイヤルズ戦に「3番・指名打者」で出場。2本塁打を含む4打数3安打、自己最多の8打点と大暴れした。しかし勝利にはつながらず、気持ちを聞かれると「んー……、んー……。まあ難しいですね」と悔しさがにじんだ。
大谷は6回に14号3ランを放つと、7-10の9回1死一、二塁から土壇場で同点に追いつく劇的な3ラン。さらに2本の犠飛で8打点を挙げた。それでも「本塁打が出た打席も、犠牲フライで終わった打席も、欲を言えばもっともっといい打席に、特に犠牲フライの打席はヒットにつなげればもっと点が取れたと思うので、そういうところも1つ反省かなと思います」と振り返った。
この日は7月19日(同20日)に行われるオールスター戦(ロサンゼルス)の先発出場野手を決めるファン投票の第1回中間結果が発表され、ア・リーグ指名打者部門で2位となった。「投票してくれたのは凄いありがたいことだなと思うので、励みにして1試合1試合頑張りたいと思います」とファンに感謝した。
連敗ストップへ、22日(同23日)には先発マウンドにも上がる。「今日はなかなか噛み合ってなかったですけど、打線も多くチャンスはつくっていましたし。難しい試合でしたけどいいところもたくさんあったので、切り替えて明日頑張りたいなと思います」と意気込んだ。
(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)