前代未聞の試合前退場 前日に“誤審”連発、審判に怒り爆発のコーチは「国民的英雄」
ブ軍マルティネスコーチは前日の試合の判定について審判と口論に
■ブルージェイズ 9ー5 Wソックス(日本時間23日・シカゴ)
ブルージェイズのギレルモ・マルティネス打撃コーチが22日(日本時間23日)、試合前のメンバー表交換で退場になるという前代未聞の“珍事”が起きた。前日の試合の判定について口論となった模様で、「審判感じ悪っ」「この男は国民的英雄」「どうやったらこんなこと起きるのか」とファンが困惑している。
地元紙「トロント・スター」が報じたところによると、前日21日(同22日)のホワイトソックス戦で、球審を務めたダグ・エディングスについて「火曜日の試合におけるパフォーマンスについて、いたるところから批判されている張本人」と言及。メンバー表交換の際に審判団と口論になり、退場処分を受けたという。外角のボール球をストライクを判定するなど、MLB審判のパフォ―マンスを評価する「Umpire Auditor」によると、前日のエディングス審判は29回誤審をして、判定の正しさは86.2%だった。
ブルージェイズの地元放送局「スポーツネット」が映像を公開すると「なんだそりゃ?」「ワォ、この審判たちは馬鹿げている」「でかしたぞ、マルティネス!」「試合前にストライクゾーンについて話し合っているのか」などといった反応が寄せられた。