イチローにまたもライバル? 好打の38歳外野手が3A登録、マ軍監督も高評価
マイナー契約の外野手ワースが3Aタコマに登録
マリナーズが今季開幕直前にマイナー契約を結んだジェイソン・ワース外野手が傘下の3Aタコマ・レイニアーズに登録されたと地元紙「ヘラルド」電子版が報じている。
38歳の好打者は昨季までメジャーで15年間プレー。2008年にはフィリーズのワールドシリーズ制覇に貢献し、昨季までナショナルズに所属していたが、その後、フリーエージェント(FA)となっていた。そして開幕直前にマリナーズとマイナー契約を締結。記事によると、その後はアリゾナで調整を行っていたという。
マリナーズのスコット・サービス監督は記事の中で「遠くから見ていたが、彼は勝っているチームでプレーしていた。どうプレーすべきか知っている。ストライクゾーンを巧みに攻略する。クラブハウスで優良なベテランとして存在感を発揮してくれるし、彼もキャリアを継続するチャンスを求めていた」と評価。「彼に3Aのレベルで打席に立ってもらおうと考えていたんだ」とレイニアーズで実戦感覚を取り戻させる計画を示したという。
マリナーズはベン・ギャメル外野手が故障から復帰後、ギレルモ・エレディア外野手を傘下3Aに降格させたばかり。イチローがロースター25人枠に残っていることには一部の現地メディアやファンから批判的な声が上がっていた。今後、ワースが台頭してきた場合、外野手の争いはさらに激化する可能性もありそうだ。
(Full-Count編集部)