大谷翔平に勝った“2冠王”ペレスが左手親指手術で離脱 復帰は8月下旬以降か
昨季は48本塁打&121打点の躍動で2冠も…今季は打率.211
昨季に本塁打王と打点王に輝いたロイヤルズのサルバドール・ペレス捕手が24日(日本時間25日)、10日間の故障者リスト(IL)入りした。米最大の移籍情報サイト「MLBトレード・ルーマーズ」などによると、5月24日(同25日)に左手親指の尺骨側副じん帯の修復手術を受け、復帰は8月下旬以降になる見込みだという。
ペレスが左手親指の故障でIL入りしたのは今季2度目。5月中旬から一度欠場し、その後復帰したが打棒はふるわず。ここまで打率.211、11本塁打、34打点。大谷翔平投手が2本塁打で自己最多の8打点を挙げた6月21日(同22日)のエンゼルス戦で故障箇所が悪化し、手術に踏み切ったという。IL入りは21日(同22日)から適用される。
昨季は48本塁打を放ち、大谷を退けてゲレーロJr.(ブルージェイズ)とともに本塁打王を獲得。121打点もリーグトップだった。今季は自らの不調に合わせるように、チームもア・リーグ中地区最下位に低迷。同サイトは「32歳ペレスは今でもチームの核を担う存在なので、ロイヤルズが復帰を急がせる理由はほとんどない」と見通している。
(Full-Count編集部)