あわや乱闘勃発の一触即発 伝説の“右ストレート男”もブチ切れ…不穏な空気に騒然
159キロの剛速球が打者に直撃…ベンチにいた“乱闘男”の方が激怒
■オリオールズ 4ー1 Wソックス(日本時間25日・シカゴ)
24日(日本時間25日)にシカゴで行われたホワイトソックス-オリオールズ戦で、乱闘寸前の一触即発が発生した。打者が99マイル(約159.3キロ)の速球を食らったのを発端に、外野のブルペンからも選手が総出となる事態に。6年前に伝説の乱闘を演じたオリオールズのルーグネッド・オドーア内野手もブチ切れた。
2回2死で、ホワイトソックスの先発右腕マイケル・コペックが投じた99マイルの速球は、ホルヘ・マテオの左脇付近に直撃した。マテオは納得いかない表情を見せる中、ベンチにいたオドーアが激怒して飛び出してきた。MLB公式サイトによると、ホワイトソックスの遊撃手ティム・アンダーソンと口論を展開した模様。一塁ベース付近で両軍が集まり、不穏な空気が流れた。
オドーアといえば、レンジャーズ時代の2016年、ブルージェイズのホセ・バティスタの顔面に右ストレートを見舞った壮絶な乱闘を繰り広げたひとり。今回ももう少しこじれれば乱闘に発展していただけに、球場が騒然としたシーンだった。