牧田和久、回またぎ登板で零封の好投 最遅93キロに反響「1日中見ていられる」

パドレス・牧田和久【写真:Getty Images】
パドレス・牧田和久【写真:Getty Images】

牧田が3試合連続無失点の好投

 パドレスの牧田和久投手が24日(日本時間25日)、敵地ロッキーズ戦で登板し、2イニングを無安打無失点に抑える好投を見せた。この日は大量リードを許す中での登板だったが、相手に隙を与えず、主軸に対してもヒットを許さなかった。これで3試合連続無失点。この日見せた緩急をつけたピッチングは現地でも話題となっている。

 サブマリン右腕は8点リードを許した6回に3番手でマウンドへ。先頭のフリーランドを空振り三振に仕留めると、ルメーヒューを二直、ブラックモンを一飛に打ち取り、3者凡退で終えた。

 さらに回またぎとなった7回は強打者アレナドを二飛、ストーリーを空振り三振、アイアネッタを中飛とクリーンアップをきっちりと抑えた。2回21球で無安打無四球無失点、2奪三振という内容だった。

 この日は最速80マイル(約128キロ)。一方、最遅となった58マイル(約93キロ)のスライダーは現地でも話題となった。4番ストーリーの初球に投じ、見逃しストライクを奪ったボール。MLB公式ツイッターは「58マイル。彼の球を打てると思ったりするのかな?」との言葉とともに動画を紹介すると、ファンからは「(打てるのは)その球が来るとわかっている時だけね」、「その球は何て呼ばれているのかな? サブマリンナックル?」、「1日中見ていられるよ」、「10回チャンスをくれれば、1回は当たると思う」、「ノーだね」、「美しい投球だね」などの反響が寄せられた。

 この日のパドレスは救援陣の奮闘も実らず、0-8と完封負け。牧田はここまで11試合に登板し、0勝0敗、1ホールド、防御率4.50となっている。

【動画】「1日中見ていられる」とファンをも唸らせた、牧田が投じた58マイル(約93キロ)の変化球

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