ダルビッシュ、今季最多9奪三振に「押し込めた」 4戦連続100球超は「自信になる」
6回9奪三振3失点で勝利投手の権利を得るも、2番手が痛恨の逆転弾を許した
■フィリーズ 8ー5 パドレス(日本時間27日・サンディエゴ)
パドレスのダルビッシュ有投手は26日(日本時間27日)、本拠地で行われたフィリーズ戦に先発し、6回102球を投げ7安打3失点。今季最多9奪三振で勝利投手の権利を持って降板したが、2番手のクリスマットが痛恨の逆転弾を喫して日米通算180勝はお預けとなった。右腕は「真っ直ぐが良かった。押し込めて空振りも取れていいところにいっていた」と手応えを口にした。
今季8勝目はならなかったが、最多の9奪三振。ルーベン・ニエブラ投手コーチに体の使い方を助言を受け、この日の登板に臨んだというダルビッシュは「キャッチボールからいい感じ。直球もツーシームも指に掛かっていた」と満足げに試合を振り返った。
2回に2本の適時打で逆転を許したものの、その後は粘った。7安打されたが「ハードヒットはシュワーバーとホスキンスだけ。あとは詰まったりで、ボール自体はある程度通用しているのは確か」と語る。
今季は14登板中11度がクオリティスタート(QS=6回以上自責点3以下)。球数が100球を超えたのは4試合連続で今季6度目だった。「(100球超は)問題ない。積み重ねて自信になっているし、やりがいになっている」。8月16日に36歳になるが、衰えは微塵もみられない。
(Full-Count編集部)