WBCイスラエル代表監督にキンズラー就任 大谷翔平の元同僚、東京五輪にも出場
2018年にはエンゼルスで大谷とプレー、メジャー通算1999安打の内野手
オールスター4度選出、メジャー通算1999安打のイアン・キンズラーが2023年WBCのイスラエル代表監督に任命された。「MLBネットワーク」のジョン・モロシ記者が伝えた。2018年にはエンゼルスで大谷翔平投手とともにプレーしている。
ミシガン州の地元ニュースサイト「MLive」が報じたところによると、2020年にイスラエルの市民権を取得し、2021年開催の東京五輪ではイスラエル代表としてプレーした。そして初めて監督としてイスラエル代表チームに戻ってくることになった。
キンズラーは「オファーを受けてとても興奮した。受諾を決断をするまでにさほど時間はかからなかった。WBCで選手としてプレーする時間を楽しんだし、五輪での経験から野球のイスラエル代表のこともよく分かっている。大会で勝ち上がっていける、他国に引けを取らないチームをつくれると確信している。この夏イスラエルを訪れて、マカビア・ゲームズ(国内大会)で才能ある若手を見るのが楽しみだ。WBCで勝てるチームを目指してメンバーをそろえる作業にすでに着手しているし、我々のすべてのファンに誇りを持ってもらうことを心待ちにしている」とコメントした。
現在39歳のキンズラーは、米国代表として2017年WBCで金メダルを獲得。この年はデトロイト・タイガースでの最終年でもあった。2018年シーズンは前半をエンゼルスで過ごした後、レッドソックスにトレードされ、同年キャリア初のワールドシリーズ優勝を経験。キャリア2度目のゴールドグラブにも選出された。MLB14年間で通算1999安打と2000安打まであと1本のところでキャリアを終えた。
(Full-Count編集部)