大谷翔平の“セクシー魔球”にファンうっとり 打者翻弄の縦割れ軌道は「別次元」
大谷は6回、130キロのカーブで空振り三振を奪った
■エンゼルス 4ー1 Wソックス(日本時間30日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は29日(日本時間30日)に本拠地で行われたホワイトソックス戦に先発。108球を投げて毎回の11三振を奪い、5回2/3を5安打1四球無失点で今季7勝目(4敗)を挙げた。今季最速タイの101.0マイル(約162.5キロ)をマークしたフォーシームの他に多彩な変化球で相手打線を翻弄。6回にルイス・ロバートを空振り三振に仕留めた81マイル(約130.4キロ)の縦割れ変化球に「セクシーなカーブボール」「土で汚れたズボンで。これは別次元だ」とコメントが寄せられた。
2点リードの6回、先頭のロバートに対して大谷はカウント2-2からカーブで勝負した。81マイルの縦割れ軌道にロバートはついていけず、やや泳いだ形で空振り。今季5度目の2桁となる10個目の三振を奪った。
「ピッチング・ニンジャ」の愛称で知られる投球分析家のロブ・フリードマン氏は自身のツイッターに「ショウヘイ・オオタニ、えげつない81マイルのカーブ」と添えて動画を投稿。「ノモ(ヒデオ)+ペドロ(マルティネス)」「マジック」「あまりにいい」「エースとプレミアなDHを合わせた価値がある。FAになれば年俸4000万ドルはいくだろう」「これは常軌を逸している」「この男は常識外れだ」とファンは声を寄せた。