「どの球場にもイチローファンがいる」 米国内での人気ぶりを地元TVが紹介
歴代1位ローズまで99安打としたイチローも実感、「そういうサポートを受けられることは大きい」
8日(日本時間9日)の敵地ブルージェイズ戦に「9番・ライト」で先発したマーリンズのイチロー外野手が、メジャー通算2879安打目、日米通算4157安打目となるヒットをマークした。3打数1安打1盗塁で歴代1位のピート・ローズまで残り99本、メジャー通算500盗塁までも「9」としたレジェンドが、全米各地で人気を誇っていることを、地元TV局が試合中継内で紹介している。
2-7で迎えた5回、イチローが2死走者なしでこの日2度目の打席に向かうと、マーリンズの地元マイアミ向けに試合を中継していた「FOXスポーツ・フロリダ」のレポーターが、今季の敵地ゲームで感じていた“ある事実”を明かした。
「彼に関して気づかされることは、どのボールパークにいってもイチローファンがいるということです。トロントでもそうです。イチローと話す機会がありましたが、『すごく謙虚にさせられます。プロフェッショナルとして最高のレベルを見せたい。そういうサポートを受けられることは大きい。ニューヨークでも自分をサポートする人がいたのは驚きだった』と語っていました」
ここで、紹介された映像では、現地のファンが「鈴木一郎 サインをりただけませんか? あんだ一番!」(原文のまま)と書かれた手作りのボードを掲げている場面も。「一朗」の漢字をはじめ、間違いも多いが、イチローのサインが欲しくて、必死に作った様子がうかがえる。