トラウト、自己ワーストの7打席連続三振 “急ブレーキ”に「イライラが募る」
初回の第1打席からまさかの3打席連続3球三振を喫する屈辱
■アストロズ 9ー1 エンゼルス(日本時間3日・ヒューストン)
エンゼルスは2日(日本時間3日)、敵地でのアストロズ戦に1-9で敗れた。マイク・トラウト外野手はまさかの4打席連続三振。急ブレーキとなった主砲は「今は落ち込んでいる状況だが、これも野球。イライラが募るが、これまでにも経験してきたこと」と懸命に前を向いていた。
初回の第1打席に3球で空振り三振を喫したトラウトはその後もアストロズバッテリーに翻弄された。3回の第2打席も空振りで3球三振。5回の第3打席は見逃しで3球三振を喫し、3打席連続3球三振の屈辱を味わった。8回の第4打席も見逃し三振に倒れて、まさかの4打席連続三振となった。
トラウトは前日のアストロズ戦も3打席連続で三振を喫しており、これで7打席連続三振に。エンゼルスの広報によれば、これまでのキャリアワーストは5打席連続三振で、7打席連続はキャリアワーストとなり「原因は何かひとつではない。歯を食いしばって切り抜けるしかない。ケージで練習して、修正できる点を探して、様子を見たい。球は見えてはいるが、打席でのスタンスが一貫していない。コンパクトに打ててない。下半身に抱えているものがあってね」と語った。
チームは借金6となり、ア・リーグ西地区の4位に転落。首位のアストロズとは14.5ゲーム差に広げられている。トラウトは自らに言い聞かせるように「まだたくさん試合は残っているさ。このメンバーに自信を持っている。この2日間は自分たちの思うように事が運んでいないだけ」と語っていた。
(小谷真弥 / Masaya Kotani)