最速163キロ高校生に「完全に痺れた」 比類なき衝撃投球にMLB公式も大注目
身長195センチの右腕トラビス・サイコラにファン「あの動き、なんてこった」
最速101マイル(約163キロ)を誇る高校生投手の衝撃投球に、MLB公式サイトが注目している。高校生の有望選手を対象にして設立された「PDPリーグ」で2日(日本時間3日)、身長6フィート5インチ(約195センチ)の右腕トラビス・サイコラ投手が3回を投げて無失点。同サイトは「まさにローテーションの核となる投手のように見える」と唸った。
来年に高校卒業予定のサイコラは、自慢の速球や87マイル(約140キロ)のスライダー、スプリットを駆使して圧倒。6者連続でアウトを奪い、5奪三振、無四球で1安打無失点と手がつけられなかった。長身から投げ下ろす剛速球に打者は力なく空振り、同サイトも「パフォーマンスに完全に痺れた」と綴った。
テキサス州のラウンドロック高校に在学中で、テキサス大に進学予定。野球専門誌「ベースボール・アメリカ」のベン・バドラー記者がインスタグラムで投球を紹介すると、ファンからは「エグい」「あの動き、なんてこった」「グレートジョブ!」などと称賛コメントが寄せられていた。