巨人、吉川尚輝の一打で劇的サヨナラ勝ち ヤクルトは15カードぶり負け越し
延長10回のチャンスで吉川が値千金のサヨナラ打
■巨人 4ー3 ヤクルト(6日・東京ドーム)
巨人がサヨナラ勝ちを飾り、ヤクルトの連続勝ち越しをストップした。6日に本拠地東京ドームで行われたヤクルト戦。3-3の同点で迎えた延長10回に吉川尚輝内野手が勝負を決める一打を放って、劇的な勝利を飾った。
2回に中田の8号ソロで先制した巨人。同点とされた4回には大城の3戦連発となる6号ソロで勝ち越し。5回には岡本和にも21号ソロが飛び出してリードを広げた。だが、8回に平内、今村が打たれて同点に追いつかれ、試合は延長戦へともつれ込んだ。
3-3で迎えた延長10回。八百板が四球を選んで出塁すると、重信の犠打で1死二塁に。2死一、二塁となって打席に入った吉川が左中間を破る値千金の決勝打を放って、劇的なサヨナラ勝ちを収めた。これで2連勝となり、カード勝ち越しを決めた。
ヤクルトは田口が今季初めて自責点を喫してサヨナラ負け。このカードまで14カード連続勝ち越し中で、5月10日から12日の中日3連戦以来、15カードぶりの負け越しに。連敗もこのカードの1、2戦目以来、約2か月ぶりとなった。