ダルビッシュが二塁打で尻もち転倒 這いながら帰塁に世界一右腕「ユウ…」
アストロズ右腕バーランダーが即反応→“イジり”のツイート
カブスのダルビッシュ有投手が27日(日本時間28日)、本拠地でのブルワーズ戦で今季5度目の先発マウンドに上がった。6回を3安打1失点(自責0)と好投したが勝敗はつかず。今季1勝目はならなかったが、5回に右翼へ二塁打を放ち、今季初安打をマークした。果敢に三塁を目指したが急ブレーキで尻もちをつき、這って二塁ベースへ戻った右腕に、アストロズのジャスティン・バーランダー投手が「ユウ…」と額に手を当てる絵文字を添えたツイートを送った。
2-1と1点リードの5回裏。先頭で右打席に立ったダルビッシュは、ブルワーズ先発サターと対戦。カウント2-2と追い込まれてから2球ファウルで粘ると、7球目の86マイル(約138キロ)速球を右翼線へ弾き返した。右翼を守るサンタナが打球に追いつけず。ダルビッシュは一塁を蹴って二塁へ、さらに三塁を目指そうとしたが急ブレーキで止まるとそのまま尻もち。二塁ベースへ這いながら戻った。
MLB公式ツイッターが「ユウ、三塁まで行くべきだったのに」と爆笑の絵文字をつけて動画を公開すると、これにいち早く反応したのが、世界一軍団アストロズの右腕バーランダーだった。バーランダーはこれをリツイート。「ユウ…投手はアスリートじゃないって説を払拭するには程遠いことをしてくれたな」という言葉ともに、やってしまったとばかりに額に手を当てる絵文字を添え、ユーモアたっぷりに伝えた。
ともに2012年と13年のオールスターに選出されて親交を深めたダルビッシュとバーランダーは、互いに投手として認め合う仲。ユーモアたっぷりの“イジり”から、昨季ワールドシリーズで戦った好敵手でもある2人の絆が見えた。