左翼後方から”強烈レーザー” 大谷翔平の”ライバル”は「守備もできる」「異常」
守備ではレーザー送球で失点を阻止、打撃では左翼席へ25号を放った
アストロズのヨルダン・アルバレス外野手が5日(日本時間6日)、本拠地で行われたロイヤルズ戦で好守に渡る活躍でチームを8連勝に導いた。「3番・左翼」で出場し、8回の守備では左翼後方からノーバウンド送球を披露して補殺を記録、その裏の打席で25号ソロを放った。ファンは「この男は異常」「彼は止められない」と驚きの声を上げている。
オールスター出場がかかるファン最終投票で、エンゼルス大谷翔平投手とア・リーグ指名打者部門を争うアルバレスが攻守で躍動した。左翼の守備に就いたこの試合、8回1死二、三塁で上がった定位置やや後方のフライを捕球するとホームへレーザ送球。三塁走者のハンター・ドージャーを鮮やかに刺した。そして、その裏の打席では逆方向の左翼席に2試合連続となる25号ソロを叩き込んだ。この日の大谷は敵地でマーリンズ戦に臨み、3打数無安打1四球だった。
MLB公式サイトによると、8回の打席に入った際にファンから「MVP」コールが沸き起こった。「ファンがそう言ってくれるのはエキサイティングだよ。本当に気分がいい」と語ったという。今季は左翼で32試合、指名打者で38試合に先発出場しているアルバレスについて、記事は「全てがそろった野球選手で、ア・リーグMVP受賞への助けになるだろう」と解説している。
米メディア「FOXスポーツ」やアストロズの地元メディア「FOX26ヒューストン」のスポーツディレクターを務めるマーク・バーマン氏がツイッターにレーザービーム動画を、アストロズが公式ツイッターに25号動画を投稿すると、ファンは続々と反応。「守備もできると証明したので間違いなくMVPだよね?」「MVP」「クレイジースロー」「彼は打者だけではない」「アルバレス止まらん」「ベストの中のベスト」「この男は非現実的」とコメントが寄せられた。