167キロで43センチ超も動く 今季メジャー最速“変化球”が「打てっこない」

カージナルスのジョーダン・ヒックス【写真:Getty Images】
カージナルスのジョーダン・ヒックス【写真:Getty Images】

カージナルスのヒックスが投じた1球は167キロをマーク

■ブレーブス ー カージナルス(日本時間8日・アトランタ)

 カージナルスの最速169キロ右腕ジョーダン・ヒックス投手が今季メジャーで最速となる103.8マイル(約167キロ)で変化するボールを投じた。この1球にファンからは「打てっこない」と度肝を抜かれていた。

 この日は5回から2番手としてマウンドに上がったヒックス。今季最速の“変化球”が投じられたのは6回、打席にオスナを迎えた場面だった。1ボール1ストライクからの3球目。外角から真ん中へと切れ込んできたツーシームは103.8マイル(約167キロ)を計測。しかも、17インチ(約43.2センチ)も変化した。

 米データ会社「コーディファイ・ベースボール」のツイッターによれば、103.8マイル(約167キロ)は2019年5月以降でメジャー最速。この1球を動画で紹介した「ピッチング・ニンジャ」の愛称で知られる投球分析家のロブ・フリードマン氏のツイッターには「これは現実のものじゃない」「こんなに速く変化するツーシームは違法であるべき」「フェアじゃない」「打てっこない」「一体なんだこれは」と驚愕していた。

【実際の映像】「打てっこない」とファンも驚愕 43センチ超変化した今季メジャー最速167キロの映像

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY