オリ中嶋監督とロッテ・ゲレーロが“和解” 前日は頭部死球めぐり両軍が一触即発
9日の試合でゲレーロの163キロがオリ紅林の頭部に直撃、乱闘騒ぎに
オリックスの中嶋聡監督とロッテのタイロン・ゲレーロ投手が10日、試合前に抱擁を交わし、“和解”した。9日の同戦(ほっと神戸)では両軍ベンチから選手が飛び出す乱闘騒ぎが起こっていた。
この日の試合前、ゲレーロは通訳と共にグラウンドに姿を見せると中嶋監督の元へ向かい謝罪。約1分間言葉を交わし、最後は両者が抱擁を交わし笑顔を見せる場面もあった。
9日の試合では8回2死二、三塁の場面でゲレーロが投じた163キロの直球がオリックス・紅林の頭部に直撃。紅林のヘルメットが吹き飛び、ゲレーロは危険球退場になった。これを受け、中嶋監督らがホームベース付近に詰め寄る場面があり、ロッテ側も選手らがベンチを飛び出し場内は騒然となっていた。