「信じられない」“右腕がない”少年の確信アーチに米感動「とんでもない才能」
11歳のトミー・モリッシー君は生まれつき右腕がほとんどない
生まれつき右腕のほとんどない「隻腕の11歳」が放った柵越えアーチに、ファンが称賛の声を上げている。全米からU12チームが集まる大会で生まれた衝撃の一発の動画には「とんでもない才能」「この子は大したヤツだ」「信じられない子」とコメントが集まった。
米メディア「ジョムボーイ・メディア」が伝えたもの。「トミー・モリッシーは隻腕の11歳。そして彼はホームランを打つ」と題された動画には、右打席に立ったモリッシー君が、左手1本のスイングで左翼フェンスを越える本塁打を放つ奇跡のような場面が収められている。“確信歩き”で一塁に向かったモリッシー君はダイヤモンドを1周すると、審判やチームメートの祝福を受け本当にうれしそうだ。「素敵なスイング! 変えるんじゃないぞ」「不可能なことなんてない」とコメントは止まらない。
英国のメディア「アイリッシュ・ポスト」によるとモリッシー君は生まれつき右腕がほとんどなく、3歳の時に米国の人気番組「エレンの部屋」に出演して有名になったという。最近では野球の才能も見せつけるようになった。
米国で隻腕の選手というと、右手の手首から先がなかったにも関わらず、エンゼルスなどで通算87勝を挙げたサウスポーのジム・アボット投手がまず上がる。モリッシー君にはどんな将来が待っているのだろうか。