田中将大、6回1失点&今季最多9K快投で4勝目! 大谷欠場で対決は持ち越し
打線は今季5度目の2桁得点となる11点を奪い田中を援護
ヤンキースの田中将大投手が28日(日本時間29日)の敵地エンゼルス戦で6回2安打1失点、今季最多の9奪三振の快投で4勝目を挙げた。チームは今季5度目の2桁得点を挙げ11-1で勝利し8連勝をマーク。注目された大谷翔平との対戦は実現しなかった。
初回に5点の大量援護をもらった田中の立ち上がり。先頭のキンズラーをスライダーで空振り三振、トラウトを二ゴロ、アップトンを一飛に打ち取りわずか9球で3者凡退に抑える。2回はプホルス、バルブエナ、コザートを圧巻の3者連続三振に仕留める。
3回は2死からマルドナードに四球を与えこの日初めてランナーを背負うが、キンズラーを右飛に抑え序盤をノーヒットピッチング。続く4回は先頭のトラウトにこの日初安打となる左前打を浴びたが、アップトン、プホルス、バルブエナを3者連続三振。
快投を続ける田中は5回。先頭のコザートに一発を浴び1点を失う。それでも6回は1死一塁からアップトンを今季最多9個目となる空振り三振を奪い、続くプホルスを二飛に抑え降板となった。
ヤンキース打線は初回に相手失策、サンチェス、アンドゥハーのタイムリーなどで5点を奪うと、2回もジャッジ、ヒックス、ウォーカーのタイムリーなどで5点を追加し大量11得点を挙げ田中を援護した。
田中は6回2安打1失点の好投で、今季4度目のクオリティースタート(6回以上投げ、自責3点以下)を達成。88球を投げストライクは59球と安定した投球を見せ防御率は4.37となった。前日に左足首を捻挫した大谷はスタメンを外れ注目されたメジャー初対決はお預けとなった。