巨人ウォーカーや日本ハム清宮幸太郎の浮上も? 14日から球宴「プラスワン投票」
セ首位打者の宮崎、パ盗塁王の高部らにも注目
日本野球機構(NPB)は、14日から「マイナビオールスターゲーム」に出場する両リーグ“最後の1人”を選ぶプラスワン投票を行う。13日に発表された監督推薦にも含まれていなかった実力者をチェックし、投票の行方を予想してみよう。(成績は12日終了現在)
セ・リーグでは巨人のアダム・ウォーカー外野手が有力候補に挙がるだろう。現在17本塁打はリーグ4位。この部門、ランキング8位の佐藤輝明内野手(阪神)までの選手で選ばれていないのはウォーカーだけだ。野性的なプレーはファンの人気も高い。
また、打率.324でトップの宮崎敏郎内野手(DeNA)もここまで球宴出場メンバーには名前が挙がっていない。一塁手部門でファン投票序盤にトップだったライアン・マクブルーム内野手(広島)も打率.282、11本塁打をマークしている。投手では88奪三振でリーグトップの柳裕也投手(中日)が注目される。
パ・リーグでは、現在27個で盗塁王の高部瑛斗外野手(ロッテ)が注目される。さらに歴史的な打低シーズンにあって、リーグ4位の11本塁打を記録している清宮幸太郎内野手(日本ハム)も十分選出候補となるだろう。3位までの山川穂高内野手(西武)、ブランドン・レアード内野手(ロッテ)、浅村栄斗内野手(楽天)はいずれも選出済だ。
プラスワン投票の対象は、2022年度支配下登録された選手であること、ファン投票や選手間投票、監督選抜によって球宴に選出されていないこと。さらに12日までに1軍公式戦で投手として5試合以上登板、または10投球回以上。野手として10試合以上出場、または20打席以上を満たしていることという条件がある。投票は14日から20日までで、発表は22日。アッと驚く選手は現れるのだろうか。
(Full-Count編集部)