元中日チェンが今季初先発で初勝利 6回途中を4安打1失点でマーリンズ白星
失点は6回ブラックモンのソロ弾のみ
元中日でマーリンズのチェン・ウェイン投手が28日(日本時間29日)、本拠地ロッキーズ戦で今季初先発マウンドに上がり、5回1/3を4安打3奪三振2四球1失点(自責1)で今季初勝利を飾った。左肘靱帯を部分断裂しているチェンは、今季開幕を故障者リスト(DL)で迎えたが、危なげないピッチングでチームを勝利に導いた。
初回は1死からデズモンドに死球を当てたが、3死すべてを三振で奪う上々のスタートを切った。2回を3者凡退とすると、3回先頭バライカに左翼へ二塁打され、三塁まで進まれたが無失点。4回は2四球を与えるも要所を併殺で切り抜け、5回はこの日2度目の3者凡退とした。ここまで快調に来たが、3-0とリードで迎えた6回に先頭ブラックモンに右中間へソロ弾を献上。2安打などで1死一、三塁としたところでマウンドを下りた。
チーム再建中のマーリンズは8勝18敗と大きく負け越しているが、ベテラン左腕の戦列復帰は大きな意味を持ちそうだ。
(Full-Count編集部)