最速159キロのメジャー20勝右腕が日本に? 「海外でプレーするためFA」米記者報じる
今季はカブスでプレーしたロバート・グセルマン
7月末の新戦力獲得期限に向け、日本プロ野球でも各球団の動きがあわただしくなっている。アイオワ州の地元紙「デモイン・レジスター」で3Aアイオワ・カブス番を務めるトミー・バーチ記者は14日(日本時間15日)、自身のツイッターで「右腕ロバート・グセルマンが海外でプレーするためにFAとなった」と伝え、新外国人候補に浮上していそうだ。
29歳のグセルマンは今季、MLBのカブスで8試合に登板して0勝2敗、防御率4.70。5月30日(同31日)にDFAとなりマイナーへ降格すると、13日(同14日)にはFAとなっている。直球の最速は98.8マイル(約159キロ)。今季の平均球速が92.6マイル(約149キロ)に及ぶシンカーを武器とする。
メジャー通算7年で20勝18敗、防御率4.70。メッツでプレーした2017年には22試合に先発し8勝、18年には13セーブを挙げるなど先発とリリーフの双方で実績がある。
現在、日本だけでなく韓国や台湾のプロ野球でも外国人選手の力を見極め、シーズン当初から在籍した選手を入れ替える時期に来ている。剛腕の新天地はどこになるだろうか。
(Full-Count編集部)