バットでベンチ“大破壊”「何が起こった?」 同僚ドン引き「怒り狂ってる」
ベンチに戻るなりバットをつかむと、天井をボコボコに破壊
■ロッキーズ 8ー5 パドレス(日本時間15日・コロラド)
ロッキーズのカイル・フリーランド投手が悔しさのあまり見せた“大蛮行”にファンが驚いている。パドレスの地元放送局「バリースポーツ・サンディエゴ」が公開した動画に「正気を失っている」「何が起こってるの?」「このくらいの情熱が必要」「怒り狂ってるなぁ」とコメントが集まった。
14日(日本時間15日)に本拠地デンバーで行われた試合での一幕。先発したフリーランドはベンチに戻るとバットを取り出し、天井に向かって何度も叩きつけて“破壊”した。この間、鬼気迫る表情で誰も近寄れず、ベンチには破片が散乱するばかりだった。
MLB公式サイトによると、試合後のフリーランドは大暴れの理由を問われ「ダグアウトのライトの位置が気に入らなかった。見た感じがよくなかった」と弁明したという。ただこの記事では「電球を粉々にした本当の理由は、5回に彼がちゃんと投げていれば、勝ち投手になれたかもしれなかったからだ」と指摘した。
ロッキーズが5-2とリードして迎えた5回、フリーランドは先頭のグリシャムに本塁打を打たれ、続くキム・ハソンに二塁打。クロネンワースに適時打を許し降板した。さらに跡を継いだチャシーンは同点適時打を許し、白星が吹き飛んだ。ファンからは「ダグアウトに当たり散らす必要はない」「29歳にもなって、マウンドを降ろされたからダグアウトを破壊するなんて、弁解の余地がない」と大人げない姿を非難するコメントも並んでいる。