前田健太、6回4失点粘投も3勝目ならず 初回ロンゴリアに悔しい先制3ラン
尻上がりに状態上げるも初回の3点響く
ドジャース前田健太投手が29日(日本時間30日)、敵地でのジャイアンツ戦に先発し、6回を投げて1被弾を含む5安打3奪三振4四球4失点(自責4)で3勝目には届かなかった。再三走者を背負いながらも粘投。打線の援護を待ったが、4四球と初回の3点が大きく響いた。
初回は2死まで簡単に奪ったが、ポージーに左翼二塁打、ベルトに四球で一、二塁としたところで、ロンゴリアに左中間最前列に先制3ランを運ばれた。2回は無失点。3回に2死からポージーに四球を与えた後、ベルトにセンターへ二塁打を許して4点目を失った。
4回は1死からスレーターを四球で歩かせたが無失点。5回は先頭ブランコに中越え三塁打を浴びたが、味方の好守に助けられながら何とか切り抜けた。6回もスレーターに四球を与えたが無失点。7回の打席で代打を送られ、96球(61ストライク)を投げて降板した。防御率は3.76。
打線は6回と7回に1点ずつを返したが、畳みかけられず。前田に十分な援護を送ることはできなかった。
(Full-Count編集部)