エンゼルス、打率4割超え大学生遊撃手をドラ1指名 野手1巡目は3年ぶり
昨年ドラフトは指名全20選手が投手だった
メジャーリーグのドラフトが17日(日本時間18日)、ロサンゼルス市内で行われ、大谷翔平投手が所属するエンゼルスはザック・ネト内野手(キャンベル大)をドラフト1巡目(全体13位)で指名した。会場で吉報を受けた21歳は、「エンゼルスのユニホームを着られて誇りに思う」と笑顔を見せた。
183センチ遊撃手のネトはキャンベル大での3年目を終え、打率.407(199打数81安打)、15本塁打、50打点。OPS1.283をマークした。2021、2022年と2年連続でビッグサウス・カンファレンスのMVPに選出され、MLB公式サイトのドラフト候補有望株ランキングでは17位に入っている。
エンゼルスは昨年ドラフトで1巡目指名のサム・バックマン投手を含め指名した20選手が全員投手という異色のドラフトを行っていた。2020年1巡目指名はリード・デトマーズ投手で、球団が1巡目で野手を指名するのは2019年ウィル・ウィルソン内野手以来3年ぶりだ。