トラウト、米国代表主将でWBC初参加へ「楽しみ」 大谷翔平との夢の対決なるか

エンゼルスのマイク・トラウト【写真:ロイター】
エンゼルスのマイク・トラウト【写真:ロイター】

前回優勝の米国代表は1次ラウンドでカナダ、メキシコなどと戦う

 エンゼルスは18日(日本時間19日)、マイク・トラウト外野手が来年3月に行われるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に米国代表メンバーとして初参加することを発表した。主将を務めることになるという。

 MLB公式サイトはトラウトが「国のためにプレーするのが楽しみだよ。国を代表することは僕にとっても、僕の家族にとっても大きな意味を持っている。USAの文字が(ユニホームの)胸の部分に刻まれているのは素晴らしいこと」と話していることを伝えた。

 これまで3度のリーグMVPを誇るトラウトだが、WBCには出場していなかった。今季は79試合の出場で打率.270、51打点、チームトップの24本塁打を放っている。ア・リーグ外野手部門のファン投票で選出されていたオールスター戦は故障のため2年連続で欠場。左胸郭の炎症のため、この日10日間の負傷者リスト(IL)入りした。

 新型コロナウイルスの影響で延期となっていた第5回大会は、来年3月8日から21日までの日程で開催される。1次ラウンドは、前回優勝の米国はカナダ、メキシコらと同じC組。侍ジャパン日本代表はB組に入った。上位2チームに入れば準々決勝に進出。19日からの準決勝と決勝はマーリンズの本拠地、米フロリダ州マイアミのローンデポ・パークで開催される。同僚の大谷翔平投手が侍ジャパンの一員として戦った場合、ともに勝ち進めば決勝ラウンドで“夢対決”が実現する可能性もありそうだ。

(Full-Count編集部)

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