「能見さんがいないとキツい」 オリ・山岡の好投支えるベテラン左腕との“師弟関係”
オリックス山岡は7回1失点の粘投で6勝目、防御率1.75はリーグトップ
■オリックス 7ー1 日本ハム(19日・京セラドーム)
オリックスの山岡泰輔投手が19日、本拠地での日本ハム戦に先発。7回7安打7奪三振、1失点の粘投で今季6勝目を挙げた。リーグトップの防御率1.75をマークしているが本人は「今日は収穫はない」と不満顔。状態が上がらない中で試行錯誤を続けているが、現在はベテラン左腕の存在が支えになっているようだ。
初回1死から松本剛、近藤に連打を浴び一、二塁のピンチを背負ったものの、後続を打ち取り無失点。その後も、毎回走者を背負う苦しい投球だったが、何とか要所を締め7回1失点にまとめた。
試合後は先制2ランを放ったマッカーシーと共にお立ち台に上がり「調子が悪くて。何とか最少失点でいけたらと思って投げていました」と苦笑い。9日に登録を抹消され、中10日でのマウンドだったが「先週ぐらいから調子が悪い。今日も点を取ってもらって楽に投げさせてもらった。球数も投げ過ぎだと思うし、リズムを持ってこれなかった」と、まるで負け投手のようなコメントが並んだ。