抹消のロッテ酒居は復調へ「ミニキャンプっぽいことを」 井口監督が明かす
2試合連続KOで防御率7.36に、指揮官は「本調子で上がってきてほしい」
ロッテ酒井知史投手が30日に登録を抹消され、チェン・グァンユウ投手が昇格した。
酒居は29日の日本ハム戦に先発したが、2死走者なしから四球で崩れ、3回5失点で降板。2試合連続のKOで防御率も7.36に。井口監督は、ローテーション再編の可能性を口にしていたが「調整というよりは、ミニキャンプっぽいことをやって、しっかり調整してこいと伝えた。自分の中で、悩んだ投球というか、これだというのがない。走り込みを含めて、しっかりやってほしい。次回の登板は決めていない。ミニキャンプをやって、本調子で上がってきてほしい」と話した。
昨年は夏場から先発に回り、8月18日のオリックス戦で初完投勝利を挙げるなど、5勝1敗とシーズン終盤はローテの柱だったが、今季はキャンプから本調子ではない。チェンは中継ぎの予定で、先発のコマ不足解消には、調子の上がらない5年目の二木を含めて、若手の頑張りが欠かせない。
(細野能功 / Yoshinori Hosono)