大谷翔平の“紳士対応”が「スーパースター」 球宴で大人気「選手にとって憧れ」
Wソックスのヘンドリクス「妻が気に入ってる!写真撮ってもいい?」
■ナ・リーグ ー ア・リーグ(日本時間20日・ロサンゼルス)
エンゼルスの大谷翔平投手が19日(日本時間20日)、ドジャースタジアムで行われたオールスター戦に「1番・DH」で先発出場した。真夏の祭典に集ったスター選手たちからも大人気で、その紳士的な振る舞いが注目を集めた。
米スポーツ局「ESPN」のヤンキース番記者マーリー・リベラは、ホワイトソックスの抑えを務めるリアム・ヘンドリクス投手と大谷の2ショット写真を公開。通算443試合登板の右腕が大谷に記念撮影をせがんだそうで「『僕の妻が君のことを気に入っているんだ! 写真撮ってもいいかい?』と声をかけていた。ショウヘイは快く頼みを聞いていた。そしてフィールドに出る前に数分間談笑していた」と振り返った。
これにはファンも「これぞスーパースター定義」「MLB選手たちにとって、まさに憧れの対象」「いいね」とニッコリ。うれしそうに笑うヘンドリクスに「これ本当に奥さんのためか、それとも彼自身のためか」「ヘンドリクス投手、あなたもめっちゃ嬉しそうですけど」というコメントもあった。
大谷の人柄には敵将も一目置く。アストロズの地元メディア「FOX26ヒューストン」のスポーツディレクターを務めるマーク・バーマン氏は、アストロズのベイカー監督のコメントを紹介。「彼(大谷)のことを尊敬している。(対戦したとき)第1打席に毎回会釈をしてくれて、そのあと本塁打を打つ。私としては『おいおい、私に向かってうなずくのをやめてくれないか、私もうなずき返さないといけなじゃないか』という感じになるんだよ。彼は紳士だし、みんなジェントルマンな競争相手には感謝するものだ」と対戦時の秘話を明かした。