4安打の青木宣親、“レーザー”にも称賛 「素早いリリース、正確なスロー」
初回に鮮やかな捕殺で相手の生還を阻止
ジャイアンツの青木宣親外野手は10日(日本時間11日)、敵地でのメッツ戦に「1番・レフト」で先発出場し、5打数4安打2得点と活躍。相手先発のエース右腕ハービーから2安打を放つ活躍で8-5での勝利に貢献したが、初回には“レーザービーム”で相手の得点を阻止するなど守備でも強烈な輝きを放っている。
チームを救ったのは、2-0で迎えた1回1死一、二塁のピンチの場面。相手の4番打者カダイヤーが、ジャイアンツ先発ハドソンの4球目のシンカーをレフト前に運ぶと、青木がチャージをかけた。
二塁ランナーのグランダーソンは三塁を回り、本塁に突進。ニューヨークで試合を中継していたテレビ局「スポーツネット・ニューヨーク」の実況は、この場面で絶叫した。
「グランダーソンは回ります。青木の肩に挑戦します。(捕手の)ポージーがタッチ! 彼はアウトです! 青木はレフトですごく浅いポジション取りをしていました。それを活かしました。グランダーソンは刺されました」
実況は「青木はあまり強肩では知られていません」と話し、守備でも高い能力を見せつけた日本人外野手のプレーに驚いた様子だった。