花巻東・佐々木麟太郎、高校通算74号含む5打数4安打4打点 18得点大勝、4強入り貢献

花巻東・佐々木麟太郎(2021年7月撮影)【写真:荒川祐史】
花巻東・佐々木麟太郎(2021年7月撮影)【写真:荒川祐史】

4回の第4打席に今夏初アーチとなる2ランを放った

 第104回全国高校野球選手権大会岩手大会が21日に行われ、3年ぶり夏の甲子園出場を目指す花巻東は準々決勝で水沢と対戦。18-1で5回コールド勝ちを収め、5年連続4強入りを決めた。「3番・一塁」で先発出場した佐々木麟太郎内野手(2年)は、今夏初アーチとなる高校通算74号本塁打を放つなど5打数4安打4打点だった。

 佐々木は初回1死一塁から右前打。その後2点目のホームを踏むなど初回一挙5得点を呼び込んだ。2回の第2打席は右直だったが、3回2死一、二塁の第3打席は右前適時打を放って10点目を奪った。

 そして第4打席だった。4回1死三塁から、力みないスイングで振り抜いた打球は右翼芝生席へ到達する2ランとなった。さらに5回1死満塁から右前適時打と強打をアピールした。

 花巻東は4回に1番の宮澤圭汰内野手(3年)が満塁本塁打を放つなど、17安打18得点と打線が爆発した。投手陣も先発の熊谷陸投手(2年)が4回2安打無失点と好投。5回に1点を奪われたが、大勝で準決勝に駒を進めた。

(Full-Count編集部)

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