全国大会なのに“異例”の92チーム出場 ポニーが掲げる全員参加の精神

「マルハンインビテーション大倉カップ 第48回全日本選手権大会」開会式の様子【写真:中戸川知世】
「マルハンインビテーション大倉カップ 第48回全日本選手権大会」開会式の様子【写真:中戸川知世】

昨年度の54チームから大幅増の92チームが参加

 日本ポニーベースボール協会が主催する「マルハンインビテーション大倉カップ 第48回全日本選手権大会」が22日に開幕した。中学1年生で結成されたブロンコ大会と合わせると参加チームは、昨年度を大幅に上回る92チーム。コロナ禍の中で、“異例”ともいえるチーム数の裏には、選手育成に重きを置くポニーリーグの取り組みがあった。

 江戸川区球場で行われた開会式。横一列に1000人を超える選手たちが並ぶ姿に圧倒される。ポニーリーグの日本一を決める同大会では、全日本選手権大会に64チーム、全日本選手権ポニーブロンコ大会に28チームが参加した。昨年度の54チームから大幅に増やした。事務総長を務める那須勇元氏は「毎年チーム数が増える中、多くの選手に全国大会を経験させたいという思いです」と出場チームを増やした意図を明かす。

 2020年に「SUPER PONY ACTION 2020」を掲げ、投球数の設定、怒声罵声に対するイエローカードの掲出などを取り入れた。さらには今年は、ブロンコ大会で木製バットを導入。球界に一石を投じた取り組みに賛同し、毎年新たに20チーム程が新規加盟している。

 そんな中、ポニーリーグが掲げているのは「野球は試合に出て覚えよう」。一度、交代した選手が再度出場できるようなリエントリー制度や、同一チームからの複数出場もできる仕組みがある。現在2連覇中の江東ライオンズは今年、ブロンコ大会も含めて4チームが出場している。

3月の全日本選抜大会では選手の“経験”を優先、日本一を決めなかった

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY