大谷翔平、自己最速163キロに米メディア騒然 「この男にできないことってあるの?」
23日のブレーブス戦の2回、メジャーでの自己最速となる162.9キロを計時
■ブレーブス 8ー1 エンゼルス(日本時間23日・アトランタ)
エンゼルスの大谷翔平投手は22日(日本時間23日)に行われたブレーブス戦で、メジャーでの自己最速となる時速101.2マイル(約162.9キロ)を計時した。7回に大乱調に陥り今季5敗目を喫したものの、この剛球には米国のメディアが揃って驚きの声を挙げている。
この1球は2回、先頭のライリーに二塁打を許した後に飛び出した。大谷はギアを入れ替えたかのように100マイル超えのボールを放り、2死後オスナへの5球目、真ん中高めへのストレートが最速を記録した。次のスライダーで三ゴロに打ち取っている。
米放送局「FOXスポーツ」のツイッターは「ショウヘイが101マイル。この男ができないことってあるの?!」と驚いた様子でツイート。さらに大谷を溺愛することで知られるアナリストのベン・バーランダー氏も「ショウヘイ・オオタニの101.2マイル!! 彼のMLBキャリアで最速の直球!!」と興奮気味につぶやいている。
さらに経済誌「フォーブス」公式サイトへ寄稿するバーニー・プレスコフは自身のツイッターで「エンゼルスのショウヘイ・オオタニがたった今101マイルの直球を投げた。そしてMLBTVのスタジオスタッフは、今、オオタニよりいい投手は怪我をしていない状態のジェイコブ・デグロムだけと言った」と指摘。今の大谷と比べられる投手はメジャー全体で見ても一握りだけとなっている。
ファンも騒然となった。SNS上には「エンゼルスのユニホームでプレーオフに行って」と、心の叫びともとれるようなコメントが並んでいた。