大谷翔平の本塁打直後に猛抗議「何で今?」 ネビン監督代行“謎の退場”に日米混乱
引き金は4回のスイング判定にあった
■ブレーブス 7ー2 エンゼルス(日本時間24日・アトランタ)
エンゼルスの大谷翔平投手は23日(日本時間24日)の敵地・ブレーブス戦の5回、9試合ぶりとなる今季20号を放った。ここで“謎の”動きを見せたのがフィル・ネビン監督代行だ。2-7と大量リードを許していた場面とはいえ、本塁打の直後に激昂した様子でベンチを飛び出すと、審判に激しく詰め寄り退場処分を受けた。あまりに唐突すぎる行動を、米国のメディアやファンが不思議がっている。
エンゼルスの地元局「バリースポーツ・ウエスト」はこの場面の動画を「フィル・ネビンが退場に」という短い言葉とともにツイッターで公開。ファンからは「何にそんなに怒っているの?」「なぜ退場?」「クレームするのに時差があるのか? 何で今?」と主にタイミングへの疑問の声が殺到した。
またブレーブスの地元・ジョージア州のメディア「92.9 The Game」のグラント・マコーリー氏は「それと、自分の選手が本塁打を打った後に退場になる監督は見たことないと思う」とツイートしている。
ネビン監督代行は試合後の会見で、4回のスイング判定が審判への不信感の発端だったと明らかにしている。カウント2-2から高めのボールにスイングしていないと判定され、直後のボールを本塁打とされたのだ。この場面をツイートした地元紙「オレンジカウンティ・レジスター」のエンゼルス番記者ジェフ・フレッチャー氏にもファンから「これでネビン怒ってたの?? 怒りはわかるけど、タイミング……」とのコメントが寄せられていた。
(Full-Count編集部)