2022年度の米野球殿堂入りセレモニー開催 上原浩治とともに世界一のオルティスら7人

米野球殿堂入りセレモニーでスピーチするデビッド・オルティス氏【写真:Getty Images】
米野球殿堂入りセレモニーでスピーチするデビッド・オルティス氏【写真:Getty Images】

オルティスは記者投票、他の6人は時代委員会によって選ばれている

 2022年度の米野球殿堂入りセレモニーが24日(日本時間25日)、ニューヨーク州クーパーズタウンで開催された。今回選出されたのはデビッド・オルティス氏をはじめ、バック・オニール氏、ギル・ホッジス氏、ジム・カート氏、ミニー・ミノーソ氏、トニー・オリバ氏、バド・ファウラー氏の計7人。オルティス氏は記者投票、他の6人は時代委員会によって選ばれている。

 MLB公式サイトでは「野球殿堂が2022年度のメンバーを歓迎した」との見出しでこのセレモニーを特集。2013年には上原浩治氏らとともにレッドソックスを世界一に導いたことで日本のファンにもお馴染みのオルティス氏のスピーチなどを紹介している。時代委員会によって選出された6人の経歴は以下の通り。

○ジム・カート
83歳のカートは、1959~1983年、25シーズンにわたってプレーした左腕。ツインズやカージナルスで活躍した。

○バド・ファウラー
しばしば、初の黒人プロ野球選手と認識されている選手。

○ミニー・ミノーソ
13回も球宴に選出された。1947年にニグロリーグでデビューし、1949年にはア・リーグでデビュー。1980年には54歳で2試合に代打で出場した。

○トニー・オリバ
84歳のオリバは、首位打者を3度獲得し、8度の球宴に選出された。

○ギル・ホッジス
1943年からドジャースとメッツで一塁手として18年プレーし、8度の球宴選出に加えゴールドグラブも3度受賞している。のちにセネタース(現レンジャーズ)とメッツで監督を務め、1969年には“ミラクル・メッツ”を初の世界一に導いた。

○バック・オニール
ニグロリーグで選手、監督として活躍。カブスのスカウトとしても活躍。黒人として初のア・リーグ、ナ・リーグのコーチとなった。

(Full-Count編集部)

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