ダルビッシュ、5年ぶりの2桁勝利ならず…7回2失点の快投もチームがサヨナラ負け

タイガース戦に先発したパドレス・ダルビッシュ有【写真:ロイター】
タイガース戦に先発したパドレス・ダルビッシュ有【写真:ロイター】

今季最多11奪三振奪うも…9回3番手のロジャースが崩れる

■タイガース 4ー3 パドレス(日本時間28日・デトロイト)

 パドレスのダルビッシュ有投手は27日(日本時間28日)、デトロイトで行われたタイガース戦に先発し7回2失点と好投。今季10勝目の権利を得て降板したものの、チームが9回3-4でサヨナラ負けを喫し、白星はならなかった。

 ダルビッシュは初回2死一、二塁のピンチを背負い、カンデラリオの左前適時打で先制を許したものの、2回以降は安定した投球を続けた。2回から4回まで3人ずつで片づける間に、チームは4回にボイトの犠飛とキム・ハソンの中前適時打で逆転。ただ6回1死から3連打を許し、同点に追いつかれた。

 チームも粘り強く戦い、7回にプロファーの左前適時打で勝ち越すと、ダルビッシュは7回も3人で抑えて降板した。106球を投げ、被安打6本、毎回の11奪三振は今季最多という快投だった。

 ただ9回、3番手のロジャースをマウンドに送ったものの、先頭のカンデラリオが二塁打で出塁、2死からスクープの三塁線への緩い打球がフェアグラウンドで止まり、走者一、三塁のピンチ。ここでレイエスに右翼へサヨナラ二塁打を浴びた。

 ダルビッシュは2012年にレンジャーズ入り後、3年連続で2桁勝利を上げた。2016年は7勝に終わったものの、2017年はシーズン中にレンジャーズからドジャースへ移籍しながら合計10勝12敗の成績を残した。2桁勝利を上げればこれ以来だった。

(Full-Count編集部)

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