日大三4年ぶり18度目甲子園 東海大菅生にスクイズで勝ち越し、一発でダメ押し

4年ぶり18度目の夏の甲子園出場を決めた日大三ナイン【写真:小林靖】
4年ぶり18度目の夏の甲子園出場を決めた日大三ナイン【写真:小林靖】

6回に2点適時打で追いつき、スクイズで勝ち越した

 第104回全国高校野球選手権の西東京大会は31日、神宮球場で決勝戦が行われ、日大三が6-2で東海大菅生を破り、4年ぶり18度目の夏の甲子園出場を決めた。

 一気の逆転劇だった。初回と4回に1点ずつ奪われたが、6回に1死二、三塁から川崎広翔捕手(3年)が右前に2点タイムリーを放ち同点に追いつく。さらに1死一、三塁とし、「9番・投手」の松藤孝介(3年)が投前へスクイズを決め、しかも東海大菅生・鈴木泰成投手(3年)が一塁へ悪送球。一塁走者までホームインし、この回4点を挙げた。

 7回には2死一塁で村上太一外野手(3年)が左翼席へ2ラン。リードを広げてそのまま押し切った。

 65歳の小倉全由監督は、関東一時代を含め、甲子園で過去21度(春9度、夏12度)指揮を執り、2001年夏と2011年夏には日大三を全国制覇に導いている。ベスト4に輝いた2018年夏以来の聖地でどんな戦いを見せてくれるか。

(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)

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