「中嶋監督ってBIGBOSS以上にBIGBOSS」 大ピンチ救った奇策が「見応えありすぎる」
オリックスの中嶋監督は一打サヨナラのピンチで内野5人シフトを敷いた
■オリックス 9ー8 ロッテ(29日・ZOZOマリン)
オリックスが驚きの守備シフトで絶体絶命の危機を脱した。29日にZOZOマリンスタジアムで行われたロッテ戦の延長11回、一打サヨナラの場面でとったのは内野5人体制。しかし打球は絶妙に外野へ抜け、万事休すと思われるもミラクルで失点を防ぎ「内野5人シフトに見せかけた外野2人シフトという高度技術」「わりと真面目に球史に残るプレー」「素晴らしい奇策」とファンを驚かせている。
9回に杉本の3ランで同点に追いつき、8-8で試合は延長に突入した。延長11回、2死一、二塁のピンチ。打席に代打の菅野を迎え、カウント2-2と追い込んだところで中嶋監督は内野を5人にし、一、二塁間を3人で守るシフトを敷いた。菅野の打球は、通常だったら遊ゴロと思われる当たりとなったが、ちょうど内野手の間を抜けた。しかし2人しかいない外野手のうちの1人、左翼の中川圭は中堅あたりを守っており、抜けてくる打球に猛チャージ。そのままバックホームして、ワンバウンドの好返球で二塁走者の藤岡を刺した。
直後の延長12回の勝ち越しにつながったともいえるビッグプレー。「パーソル パ・リーグTV」公式YouTubeが映像を公開すると、「これはミラクルすぎて」「内野を5人体制にしたのに外野が刺したのは面白い」「たった2人しかいない外野が捕球してアウトにするとか見応えありすぎる」「ライトとレフトのポジションまで含めて完璧なシフトやった」といった声が。また「中嶋イリュージョン炸裂ですね」「中嶋監督ってBIGBOSS以上にBIGBOSSだよな」「これぞナカジマジックや、震えろ」と中嶋監督の采配を称えるコメントも寄せられた。