「プレッシャーのかかるところで…」 DeNA三浦監督が称えた劇勝呼んだプレーとは

サヨナラ勝利を収めたDeNA・三浦大輔監督【写真:町田利衣】
サヨナラ勝利を収めたDeNA・三浦大輔監督【写真:町田利衣】

延長11回1死満塁から宮崎が自身6本目のサヨナラ打で2連勝を飾った

■DeNA 6ー5 広島(3日・横浜)

 DeNAは3日、横浜スタジアムで行われた広島戦で今季4度目のサヨナラ勝ちを収めた。4時間10分の熱戦にケリをつけたのは宮崎敏郎内野手の劇的な一打だったが、勝敗を決したのは「バント」だった。

 1番からという絶好の打順で迎えた延長11回。桑原が広島8番手・藤井の球を見極め、四球で出塁した。続いて打席に入ったのは、6回に代打で右前打を放ち、そのまま右翼の守備に就いていた楠本。牽制を1球挟んだあとの初球、きっちりと一塁線へ犠打を決めて走者を二塁へ送った。佐野が申告敬遠、牧が左前打で満塁の好機をつくり、宮崎が自身6度目のサヨナラ打を放って後半戦開幕から2連勝を飾った。

 宮崎の勝負強さを称えた三浦監督も「今日はそこだと思います」と楠本の犠打に言及。「向こうも送れなかったり、うちとしてはうまくバッテリーで送らせなかったというのもありますけど、楠本がプレッシャーのかかるところでしっかり決めてリズムをつくってくれた」と振り返った。

広島は延長10回、11回といずれも無死一塁からスリーバント失敗

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