甲子園開幕戦は37年ぶり出場の国学院栃木が夏初勝利 日大三島は逆転負け

5回に平井の二塁打で生還する国学院栃木・小木曽(奥)【写真:共同通信社】
5回に平井の二塁打で生還する国学院栃木・小木曽(奥)【写真:共同通信社】

3点を追う4回に同点に追いつき、5回に平井悠馬内野手(3年)の適時二塁打で勝ち越し

 第104回全国高校野球選手権大会は6日、阪神甲子園球場で開幕し第1試合は国学院栃木(栃木)が10-3で日大三島(静岡)を下し、夏の甲子園初勝利を飾った。

 先取点を奪ったのは日大三島。2回に先頭・松永陽登投手(3年)が左中間を破る三塁打で出塁すると、続く野口央雅外野手(3年)の左犠飛で1点を先制。4回には永野陽大外野手(2年)、綱島健太内野手(1年)の適時打で2点を奪いリードを広げた。

 反撃に出たい国学院栃木は4回。1死一、三塁の好機で武田歩大捕手(3年)が放った遊撃へのゴロが失策を誘い1点を返す。さらに盛永智也投手(2年)の右前適時打と相手の送球ミスで2点を奪い同点に追いつと、5回には1死一塁から平井悠馬内野手(3年)の適時二塁打で勝ち越しに成功した。

 1点リードの6回には3四死球をもらい、4安打を集中させ一挙4点を奪い試合を決めた。投げては2年生エース・盛永が中盤から立ち直り3失点の完投。チームは37年ぶりに夏の甲子園に出場し、待望の初勝利を挙げた。

(Full-Count編集部)

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